2.かなり有難い一時停止

さて進入禁止と同じくらい大事と思われる標識が一時停止です。


               コイツですな。   

信号のない交差点などでよく見かけます。
この標識がある場合、たいてい道路には停止線が引かれています。この停止線でいったん停止し、左右を確認してから改めて車を進めてください。

これを無視すると、交差点で左右の道から飛び出してきた車といつか衝突する羽目になります。
衝突した場合はこちらが当然加害者となります。
この標識がある道から見て交差する左右の道のほうが優先するべき道路となるからです。

この一時停止の標識は、実はペーパーにとっては有難くもあります。
なぜなら信号のない交差点において、優先道路がどちらかすぐにわかるからです。

一時停止の標識のない交差点も多くありますが、一時停止標識がない場合は以下のルールで優先するべき道が決まります。
・道路の中央線が突き抜けている道路が優先
・中央線がどちらもない場合、道路幅の広い道のほうが優先
・中央線がどちらもなく、道路幅も同じ場合、左から来た車のほうが優先

・・・が、中央線ぐらいならまだわかりやすいですが、その他の基準になるとかなりわかりにくいですし、だいたい上記のルールを他の運転者が理解している保障もありません。
ので、現実のところ信号のない交差点に差し掛かったときはある程度以上速度を緩めて状況を見ながら車を進めるほうが無難といえます。

一時停止の標識があるにもかかわらず飛び出してくる車は意外と多いようです。飛び出してきた車とぶつかった場合こちらに非はないとは言え、交通事故においてこちらの過失割合が0ですむ可能性は非常に低いので注意しましょう。
 

 前へ
戻る
次へ
inserted by FC2 system