4.保険料を安くするには

ある程度特約の条件にもかぶってくることが多いですが、保険料を安くすることのできる要素を下に挙げていきます。契約を結ぶときには、これらのことを気にかけながら契約するようにしましょう。

ノンフリート等級を上げる(効果大)
 これは契約初年度には最初6等級から始まるもので、保険料の請求がないまま一年が過ぎると1等級上がります。最大20等級まであり、上がっていくにしたがって割引率が上がっていく仕組みになっています。(最大60%程度が割り引かれる。)一方、保険料を請求することがあると、事故の種類にもよりますが最大3等級一気に下がってしまいます。
この等級は保険会社を変えても有効ですので、結局事故を起こさないよう心がけることが最大の保険料対策ともなります。

ドライバーの年齢制限をつける(効果大)
 自動車事故をおこすのは年齢の若いものが多いという統計に基づき、運転者の年齢がXX歳以上であるという制限をつけると全年齢対応時よりも保険料は安くなります。
例えば「30歳以上」という制限をつけると、全年齢時よりも半額近くまで押さえられることが多いようです。

ゴールド免許を持っている
 ペーパーといえばゴールド免許(^^)なにせ運転していないのだから当然事故も起こしません。結果ゴールド免許を持っている方も多いのでは。私もゴールドです(但し今のところ。次の更新はアヤシイ)
この免許証を持っていればたいていは安くなります。
また保険会社によっては最初の更新を迎えた後のブルーの免許でも少し安くしてくれるところもあります。(免許とりたてはグリーンです。)

使用目的・年間走行距離
使用目的が仕事ではなくレジャー(土日の使用が主)程度だったり、年間走行距離が5000Km程度(土日の使用が主)であればそれだけ車に乗る機会が少ないわけですから、仕事で毎日バリバリ使っている人よりは保険料を安くしてもらえるのが一般的です。

自動車の安全装備
たとえばABS(横滑防止装置)やエアバッグがついている車は、ついていない車よりも傷害保険は安くなる傾向があります。(対人や対物の保険料は変わりません)
また車両保険に加入する場合は、イモビライザーがついている車なら安くなることが多いです。

その他
保険会社によっては、その人の家族構成が微妙に影響してきたり(若い独身男性の場合保険料は高くなりやすい傾向がある等)、主に運転する地域(事故の多い地域では高いとか・・・)によっても変わってくるそうです。
もっとも、この辺までいちいち気にしていると保険に入れません。ただ、結婚して家族構成が変わったり、引越しして地域が変わったりしたときに、改めて見積もりを取り直してみる程度の価値はあるかもしれませんね。

次は保険会社の選び方について。
 

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